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音列技法 新曲「春の雪」の製作中ふと思ったんですが、音の配列が重要なんじゃないかと。
若かりし頃興味を持ってた現代音楽の中に、ミュージックセリエルと言うのがあった事を思い出しました。
シェーンベルクに始まる、十二音技法と呼ばれる表現方法は、ベルク・ヴェーベルンに受け継がれ発展し、さらにメシアン・ブーレーズらの音程レベルに留まらない、音高・音強・音価・音色全ての要素の複雑な順列組み合わせの世界へとつながる。さらに、ペンデレッキ・リゲティらのトーンクラスター(微分音)が。そして、クセナキス・シュトックハウゼンらのコンピュータ使用の電子音楽によって、音の組み合わせへの追求は行き着くところまで行き着く。

みんな・究極の音列配置を捜していたんだなぁ。
音霊(おとだま)と呼ばれる選ばれた響きが存在するように、たぶん音の配置にも真理がある。

それを、突然現れては全てをリセットしたのが、ジョン・ケージ。
音に対する価値観の認識を一気に変えてしまう。
これも時代の流れ。
その結果、数え切れない作家達の労力は報われる事なく、クラシック音楽と呼ばれるひとつの音楽の形態の長い歴史に終止符が打たれる。
その後は、スティーヴ・ライヒらのミニマルミュージックが何事もなかったかの様に登場したり、でも主流を持つことはなく不毛の現在の音楽状況に至る。
何かが間違ってたんでしょうね。
音楽の使用法。
リセットさせられた意味は、
軌道修正。
たぶん・もっと有効的な音の使い方があるはず。
大昔の人類は使えてた時代もあるんでしょうね。
現代の一部にも正しい使い方を知っている人達はいる。

少しずつではありますが、私もなんとなく感じ始めています。
それが究極の音列配置であったり・波動であったりするのですが、
そんな中でも一番感じるのは・
音は自分のものではなく、お借りしているものである事。
これは、大地・空気・肉体、全ての事に言える事でもあるのですが。
「音楽をさせて戴いている」と言う気持ちを持つ事が一番大事だと思います。



2006/02/07

これからの時代。 暮れの東京の演奏で、
私とリンポチェは海の生物に水を恵み、地震沈下に祈る。
さらに起こる過酷なこれからの猛暑や天災。
私達がどんな形でこの災害に貢献出来るのかは解らないが・
地球規模で起こり得る事以外は、人類はそれなりになんとなくあきらめをつけれたり。
その範疇を超えた時に、みんな突然一気に壊れる。
愚かなる私達。
もうちょっと・もう少し。
どうにか・・。




2006/02/06

『春の雪』 忘れていました。
何処かで聞いたタイトルだと思っていたら、
三島由紀夫の最後の四部作「豊饒の海」の一作目のタイトルでした。
そう言えば・去年映画にもなってましたね。
輪廻転生の物語の第一弾!
僕も、今世だけで3回の転生。
やっぱり縁があるのかなぁ〜。
昨日の聖地で、
初めて「涙が出てくるっ!」体験をする。
何の感情もなく・
何の意味もなく・
ただただ何故瞳より流れる液体。
魂が懐かしいのか・
何なのか・
僕が今まで生きてきた認識の範囲を、
一気に超えてしまう。
これが・
私の周りのある人達が言っていた・
「涙が出て来たっ。」って事か。
心と身体・
魂と肉体の関係は、
本当に摩訶不思議なり。。

エネルギーが強すぎて・
今だボーっとしている・・。
車の運転が・や・ば。い。



2006/02/05

もう人類はがんばらなくていい。 今回で何回滅びてはを繰り返して来たかは誰も覚えてませんが、今の代の人類・私達はしばらく走り続けて来ました。でも、もうがんばらなくてもいい。これからの時代、私の音楽でも聴いて、やる事だけしてみんな幸せにゆっくりと暮らせばいい。物を増やす時代はむう終わり。こころを豊かにする時代がいよいよ来たんだなぁ〜・って感じがしています。

2006/02/05

新年あけましておめでとうございます。 節分が開けた今日。ある方に連れて戴き、初めて行く龍の滝に。こんな急な冷え込みの今日。その山深くの聖地は何故か不思議な暖かでした。滝を観たとたん・一瞬過去世の記憶。「知ってる・」思わず口走る。時間が突然スローモーションに。ゆっくりと・かなりゆっくりと、かんなで削った天使の羽の様な雪が・。たぶん・異時空に入り込む。その雪は体に付いてもずっとそのまま。そんな氷点下の場所が何故か暖かい。確実に護られている。那智に行った後、たまたま新聞の記事に導かれての今日。赤龍の滝に素足になり持参した僕の赤龍と水晶を浸す。滝の水の流れがスロモーに。そんな極寒の中、長い間そこに座り込む。私の求めた究極のバランスの場所。これからの使命の理解。 その滝から降りる時に再びの奇跡。下界との結界の場所でいきなりのスノーダスト!祝福。この関西な場所で大気が凍る。その後は普通の三次元。夢?なんだったんでしょうか・。 家に帰って久々の演奏。勝浦の那智の滝の導いてくれた楽曲の誕生! その一曲のタイトルが降りたその時、涙。 『春の雪』 がんばらなくてもいい。 それが・究極のバランス。それを伝える為に、今日ここに導かれたんだ。

2006/02/05

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