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今日・ピアノソロ録音に向けての一回目のリハーサルに行ってきました。 新大阪のベーゼンドルファーのショールームの御好意で、本番で弾くピアノでリハーサルをさせて戴きました。
私は芸大卒と言えども作曲専攻なので、正式にピアノの響かせ方をそこで学んだわけでもなく・そういう意味ではまったくの我流。
しかも日本人なので、いくら・100年ものの木から年間300台しか造られる事のない名機を前にしても、文化・風土においても全くの無知。
隣のスタジオからは、「ガルガル」弾く超絶テクニックの音大系らしきおねえちゃんからの音も漏れて来る。
速弾きなどのテクニックを要しない私にとって、今回一番のテーマが、
如何に響かせられるか・
弦を鳴らすよりも、グランドピアノの胴を如何に響かせる事が今回の私の録音の一番のテーマと、
たった二時間のリハーサルでしたが、弾きながら音が響くポイントを聴ける姿勢を選んだり、鍵盤を押さえ込む感触に音が響いたりをなんとなくつかめた感じがして、
あと一回のリハと本番に向けて、かなりいい感じで収録に望めそうな気がしています。
何れにしても今回は,「ダウナー/沈静の音楽」で、
弾いてる自分が眠たくなって来るのがかなりやばい・・
最後までちゃんと目開けて弾く様心掛けます。


2006/08/25

熊野古道全工程での奉納演奏 少しづつその実現化に向けて確実に動かされている。

たぶん・

その必然性に生かされ・

さらに、

高野山での演奏・。

その動向を、

そっと一歩ひいて見守ります。

それが一番。




2006/08/21

熊野権現 今日の夢も強烈。
ずっと永遠に続く熊野の山々。
実際この夏の暑寝苦しくて何回も目が覚めては、またまた彷徨うその熊野の森。
かれこれ何時間続いたか・。

ブログにも貼りましたが、
今回の熊野の旅。
今まで何十回訪れた中でも始めて一遍上人に焦点を合わせた旅。

師が熊野を訪れた時の話。
出遭った熊野詣のある旅人に念仏札を配ったところ・初めて受け取りを拒否される。
その事に落ち込み・本宮の奥院/船玉さんあたりで100日の修業を・。
満願の日に熊野権現が現れ・
悟りを開く。
伝説には尾ひれがつき分かりやすい絵物語風に語り継がれていますが・
一遍上人が感得した熊野権現は?

でも・その熊野権現の・ほんの・ほんのちっぽけな体験ではありますが、
私も今回の旅で・・

確かに・熊野の大自然は遥かに想像を絶したもの・
私達の日常レベルで迷い悩む事など、
それに比べればほんの小さな・ちっぽけな事と・
大自然のその存在の威力の存在を知る事で、
日常レベルの大半の問題は解決出来てしまう。
その事に気付く。
だから・人は山に登る。

一遍上人はその熊野権現=大自然に、
「お前は、人を救うだの何だのと余計な事を考えているみたいだが、ややこしい事は考えずにとにかく御札だけを配れ。」
と言われその言葉通りに悟り、それから日本全国を行脚する遊行の旅。
でもそれはどう観ても乞食坊頭の旅で、
その後・それに共感を得た若い世代の僧達がその意志を受け継ぎ「時宗」を開く。
寺も弟子も持たないその教え。
日本では・本来のお釈迦様の教えに一番近いと捉えらたり。
時代は違うが、私もとにかく・

「鍵盤だけを弾いておけ・。」

そんな事を言われているみたいな気がして・
でも今考えてみると・
私が出来る事と言えばやっぱりそんな事しかなく・

今回の熊野の旅で出遭った・

あの最後の大滝。

それが今回の・

熊野権現の最大のプレゼントだった事に・

帰ってきてから気付く。

その教えに遭遇出来た事は、

今の最大の私の宝。



2006/08/21

熊野・高野・静岡 なにかと動き始めてるみたいですが、これも今回の熊野権現様の仕業?
去年も、セドナ行ったら色々ありました。
もちろん・後世に残す遺物として、まず新大阪のRec.が第一なのですが、もう練習だのどうのこうのと言うレベルからは開き直っています。少しでも感性を磨くものを観・体験し、それが如何に音に表現出来るか。
全ての現象を味方に付けます!

2006/08/15

一遍上人との新しい出会いと、三重の熊野古道 2日目、本宮から新宮に向かう間の大した山奥で、
一遍上人の自筆の石碑に出会う。
これは今まで聞いた事も調べた事もなく、
かなりの衝撃。
これまで予期せぬ一遍さんの遺物との出会いには何度も驚かされて来ましたが、
今回が一番強烈?
よっぽど御縁があるのでしょうね。
もしかして・
この出会いの為の旅だったのかもしれません。
どうしてもと思い奉納演奏。
魂から涙が湧き上がって来ました。

そのあと足取りは熊野古道の伊勢道を遡る旅に。
熊野の中でもさらに奥深い尾鷲。
これもこれまでにはなかった今回の特徴的な旅の体験。
和歌山の熊野古道に比べ、それよりもずっと過酷な自然の三重の古道。
またまた熊野古道に対する認識が変わりました。
これが本当の紀伊半島のエネルギーの底力。
奥深い・山深い・山と海が直結している大自然のショートカットなエネルギーの内包!
多くの御滝にも出会い、
熊野権現のパワーを、
存分に戴けた気がしています。



2006/08/12

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