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癒し音楽 松尾泰伸 最近つくづく、音には不思議な力があると思う。
先日の桜のコンサートでもそう。
まるで曲に合わせるかの様に花びらが舞い散り、山々の木々が揺れる。一月の那智でもそう、音を出した瞬間突風が吹き・虹が出たり、去年のリンポチェ氏とのツアーの最終日東京では、まったく耳の聞こえない方より「音を感じた!」と言葉を戴き、さらに不思議な事にその方は演奏中ずっと私の曲のリズムに合わせて身体を揺らし、同行の方に「今はストリングス・今はピアノ・」と音色の変化まで言い当てていたとお聞きする。月見のコンサートでも曲に合わせてやはり絶妙のタイミングで月が顔をだしたり、そのほかにもまだまだたくさん。
それらは・
みんな・たまたま・
そう、たまたまで・
でも・たまたまが一番やはり強烈。
演奏のスタイルが変わると言われて、
確かに・大自然に音を捧げるようになり好んで野外で演奏したり・曲に魂を込めて演奏する技をなんとなく習得したり。
作曲法もかわると言われて、
確かに・その大自然の前で曲が誕生したり・コンピュータの打ち込みに興味がなくなったり。
私の長い音楽人生の中、大きな変化が起き始めてからたった2年余り。
確かに・変わりました。
コロッと。
今・最低の準備が整った感。
まだまだ不足な物はたぶんたくさん。
でも・ようやく次のステップ。

2006/04/14

いよいよ明日!初めての桜の元でのコンサート。 見事に自然の摂理はタイミングを合わせに来てくれました。間違ってなかったんでしょうね・。今回は関西では例年より少し早く咲き初めたので、8日までもつかなと心配していたところ・予想どうりの花冷え。和歌山はさらに早く開花していましたが、絶妙の自然界の調整により、もしかしたら・桜吹雪の元での演奏が私の「さくらのコンサート」の記念すべき第一回目で実現する事に。

2006/04/07

偶然の五爪金昇龍との出会い 行基さんが、私がよく行く貝塚の水間寺を開いた時、龍神様が現れ宝珠を持った手を自らちぎって献上したと聞く。
インドでは、お釈迦様が4月8日無憂樹の下でマヤ夫人 の右の脇からお生まれになったとき、八大龍王尊の代表的な御着属のナンダ、ラパナンダ龍王が、温かいお湯と冷たい水を口から注いで釈迦の身を清め産湯に立ち会い、その他一切の龍王と神々が甘露の水を注ぎ祝いそれが地上に舞い降りた時、花びらと なって降りたと言う話。(その由来にて4月8日釈迦誕生会を花まつりという)
その後、お釈迦様が創られた「仏教」の守り本尊が八大龍王尊で、それらの龍が高僧行基にも普通に現れ、それが空海にも引き継がれて行ったのでしょう。

旅館のすぐ下に最近出来た塩江温泉「行基の湯」。
残念な事に今日は定休日。にも関わらず入り口付近に一貼りのテント。何気なく吸い寄せられよく見ると骨董の露天商らしい。

何か・変な予感・・。

出た!一番端っこにいました!
龍の置物。
「こんな山奥で出会うか・・」
しかもそこの大将がやたら買わせたがる。
「朝一番の客に買ってもらうと、その日は売れルンよ。」っと。
いきなりの半額のダンピング。
少し迷った末、「これもこれも行基さんと熊野権現さんの何かのご縁・」と、やはり購入。
でも・それは今まで観た事のない様な、大・小の三個の水晶球(限りなくイミテーションに近いらしいので、本物は自分で掴めって事か)を持つ立派な五つ爪の昇り金龍!
やっぱここで出会う事になってたんでしょうかねぇ〜?

さらに続・続。



2006/04/05

熊野権現の出現! 行基の開いた塩江温泉郷の中でも、その源泉を有する旅館に泊まる。
とにかく露天が最高!(これもブログに)
山肌の竹林の中で山野草に囲まれての極楽な至福のひと時。
風呂から上がると携帯が鳴る。
ゆかしからのTEL。
(そんな時に限って、いつも全く音沙汰のないゆかしから必ず連絡が入る。去年の出雲も・いつもの熊野でも・驚くべき絶妙のタイミング。何か意味はあるのでしょうが今はよくわからないまま、まっ・これも何かの御縁と・・あきらめたり・)

次の朝さくらの7分咲きの中源泉に、そこにはよくある立て看板。

な・な・なんと!

「この源泉は、行基菩薩がこの地で薬師如来を感得された時、白髭の熊野権現が出現して、温泉を・・〜〜・・。」

出たぁ〜〜!!!!

これはまさしく一遍上人が熊野で出会った熊野権現様と同じ・
その昔に普通に行基さんも・・。
やっぱりここは熊野とつながってた?でもなんか聞いた事があるんです。熊野の神さんがもともとは四国に居ただのなんだの・。

あえて下調べをしない旅での、ヒットの爽快!!!!

この体験を一度すると、もう止められない!
特に今年は何時になく熊野・龍神関連の幾つもの場所に足を運ばされていただけに、ようやく私も自力で行くべき場所に行けるレベルに達したか?
でもこれも選択が正しくなければ何も起きないばかりか邪魔が入ったり・バチが当たったり。

っと・
今回の旅には勝手に正当性を感じている私でありました。
(でも・まだまだハプニングは続く。)




2006/04/04

四国の竜王山 日本中にはたくさんの龍の字のついた山があります。
徳島と香川の県境にもひとつ。
今回徳島側から行基の開いた温泉「塩江温泉」に行くには、高い峠をひとつ超えないといけない事は事前から分かっていました。峠越えをする前に、これもまた気になる吉野川の中州にあったと言われているイザナミ神社に。かなり行き難い場所ではありましたが、これがまたうまい事迷い込んでしまう。今はもう中州には神社はなく陸に上がられていて、その関係がまた熊野の大斎原と本宮大社を想い起こさせられたり、イザナミの墓も熊野の「花の巌」あると言われています。意味はよく解りませんがなんとなく気になる場所でありました。帰り際に見た菜の花の黄と雲の青・夕焼けの赤の微妙なコントラスト。(写真はブログで)
そして峠へ。その道は益々険しく細く急になり、気圧が下がってかなり高い所まで来ている事も分かる。いくつかの温泉宿を横目にようやく峠に。そこからは一路塩江温泉郷に向かう。旅館についてから判明したのが、その道が竜王山ルートであった事。出かける前にこんなところにも竜王があるんだなと一応チェックは入れていたのですが、予定していたルートがもっと手前のはずだったのがどうもイザナミ神社に迷い込んだおかげで竜王山を制覇していたみたいで、熊野の神様ありがとうございまーす!
さらに・とんでもなく、熊野・龍がらみのヒット・・が・。


2006/04/04

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