太古より人類は、大自然・森羅万象を敬う心を持ち接し生きて来た。 その中でも「太陽」が一番のおそれの対象であり、それへの信仰を片時も忘れる事はなかった。 多くの部族はある掟に従い定住する事はなく、一定のインターバルで常に移動を続けた。 そんな中、肥えた水の豊かな土地に定住する者達が現れ始める。 そして定住した者達は、広大なエリアの土地に大規模な建造物を創り上げた。 それらは長い繁栄の時を経、全ての部族が示し合わせた様に忽然とその建物を残しこの地球上から姿を消す。 定住してはいけない掟には意味があった! 人間は定住する事で、「安定」と言う実態のないまやかしの生活に陥り、次第に大自然や太陽に対するおそれを失っていく。 なにも予測し得るはずのない未来に対して、自分本位の計画を立てる錯覚を起こし始める。 遂に、大自然に生かされている事も忘れ、たちの悪い事に自分達の力を過信する様になる。 でもそれは地球時間のほんの一瞬の妄想・・。
そして・遂に・ほんの少しの大自然のくしゃみにリセット・・・・
そうして幾つの部族・文明が滅んだ事か・
現代の私達はまさにその定住組の祖先?
気温が何度上がるだけで海水面が上昇し・
大量の不必要な物を製造する事で水と大地と空気を汚染し・
木々が消滅し・
オゾン層に穴が開き・
地震が起き・
津波が押し寄せ・
火山が爆発・
そして・
そしてまた・
リセット。
それ以前に・太陽の温度が少しでもあがるような事が起こればこの尊い星達もひとたまりもなく、 それは人間レベルでは屁のツッパリにもならない事。 とにかく今、私達誰にでもに出来る事は、 大自然に敬意をはらう事から。
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